斜め継ぎの溶接において、合わせ面の隙間調整に時間がかかり、熟練工でないと溶接できません。誰でも溶接できるように加工できますか?
はい、誰でも溶接できるように加工することが可能です。
熟練工が必要となる主な原因は、従来の2次元レーザー加工では切断面がパイプに対して垂直になるため、斜めに突き合わせた際に肉厚分の「隙間」が生じ、その調整や埋め合わせに高度な技術を要するからです。
3次元レーザー加工機であれば、レーザーヘッドを自在に傾けて切断することができるため、斜めの接合角度に合わせて断面自体に角度をつけることが可能です。これにより、合わせ面が隙間なくぴったりと密着するため、現場での微調整や隙間埋めといった熟練の技が不要になります。
関連するよくある質問
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パイプの斜め切断(角度切り)や半割加工(半円状への切断)はできますか?
どちらも可能です。
斜め切断は、鋸では困難な30度より鋭角な切断や、両端の異なる角度切りを治具なしで高精度に実現できます。加工面自体に角度をつけるベベル加工も可能です。
半割加工についても、レーザー加工は非接触加工のため、プレスのように潰れることなく高品質・高速に仕上げることができます。角度付きの複雑な半割形状にも対応しています。
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架台やフレーム、安全柵などの部材として、セットでの加工依頼は可能ですか?
架台やフレーム、安全柵といった構造物の部材を、セットで一括加工することも可能です。
3次元レーザー加工の強みを活かし、部材同士がぴったり噛み合う「勘合形状」や切り込みを精密に施すため、納品後の組み立てや溶接作業の負担が劇的に軽減されます。例えば、溶接をせずにボルト締めだけで完成する組立式の安全柵や、複雑な角度を持つ架台の枠なども、1セットからオーダーメイドで対応しており、輸送コストの削減や現場での工期短縮に貢献しています。
具体的な設計図面が手元にない場合でも、完成イメージ図(ポンチ絵)を提供すれば、そこから各部品のばらし図を書き起こし、必要な部材をすべて揃えて製作する体制が整っています。
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アングル(山形鋼)の内側コーナーギリギリ(キワ)に穴をあけたいのですが、ドリルでは干渉して加工できません。
アングルの内側コーナーギリギリへの穴あけは、3次元レーザー加工機を用いることで解決可能です。
ドリルなどの切削工具ではヘッド部分がアングルの立ち上がり面に干渉して加工できませんが、非接触のレーザー加工であれば物理的な干渉を回避できます。これにより、壁際からわずか+0.2mm程度の距離まで寄せた穴を一発で高精度に加工でき、ドリル加工後にグラインダーで穴を削り広げるといった手作業の仕上げ工程を完全に不要にできます。
