穴あけの数が多いのですが、ドリル加工よりもコストを抑えることは可能ですか?
穴の数が多い場合、ドリル(ボール盤)加工と比較してレーザー加工の方が大幅にコストを抑えられる可能性が高いです。
ドリル加工は1か所ずつ穴をあけるため穴数に比例して多大な時間と工数がかかる上、加工後に発生するバリの除去工程でさらにコストが増加しますが、レーザー加工は切断と多数の穴あけを一度のセットアップで高速かつ一括で処理でき、バリの発生も極めて少ないため仕上げ工数を劇的に削減できます。
実際に1.1mのパイプへの20か所の穴あけをわずか1分ほどで完了させ、大幅なリードタイム短縮とコストダウンを実現した事例もあり、穴の数が増えるほどレーザー加工の圧倒的なスピードが全体のコスト低減に大きく貢献します。
関連するよくある質問
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スパッタを限りなく抑えたステンレスパイプを調達したいのですが、何か工夫されていますか?
ステンレスパイプの加工においてスパッタの付着を極限まで抑えるため、最新鋭のファイバーレーザー加工機「TruLaser Tube 3000 fiber」に搭載された「スパッタガード」機能を活用しています。
この機能は、切断を行う前にパイプ内側へ特殊な油(スパッタ防止剤)を吹き付けることで、高温で溶けた金属のカスが内壁に固着するのを防ぐ仕組みです。加えて、加工時のアシストガスに酸素ではなく窒素を使用することで、酸化による焼けや変色を防止し、後処理なしで美しく清潔な切断面を維持しています。
これらの工夫により、異物混入が許されない食品機械や流体の流れを重視する配管部品など、極めて高い内面品質が求められるニーズにも対応が可能です。
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パイプへの文字抜き加工や、複雑なデザインカットは可能ですか?
パイプへの文字抜き加工や複雑なデザインカットも対応可能です。
3次元レーザー加工は、加工機がワークを立体物として認識しXYZ方向に自在に動くため、パイプの曲面に対しても、背後からLED照明を透過させるマンション銘板のような立体的な文字抜き加工を精密に施すことができます。
さらに、3Dデータを活用して複雑な立体形状や曲面を一括で処理できるため、デザイン性が求められる標識やディスプレイへのレーザー刻印など、従来の手法では困難だった複雑な意匠も高精度かつ短納期で実現可能です。
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長尺のパイプを長手方向に半分に切る「半割加工」や、特殊な切り抜きはできますか?
はい、長尺パイプの半割加工や特殊な切り抜きも可能です。最長8mまでの長尺パイプに対応しており、3次元レーザー加工機を用いることで、従来のプレス加工ではパイプが潰れてしまうような「半割加工」も変形させることなく高品質に仕上げることができます。
また、単純な半円形状だけでなく、角度のついた半割や、スリット、文字抜きといった複雑で特殊な切り抜き形状も、金型不要で高精度に実現可能です。
