パイプ・鋼管のえぐり(ザグリ・Rカット)加工
当社では、パイプのえぐり加工に対応しています。こちらの記事では、パイプのえぐり加工の概要と実際の加工事例について詳しく解説します。
えぐり(ザグリ・Rカット)加工とは
えぐり加工とは、パイプの端面をえぐるようにRをつけて加工する方法です。主にパイプ同士を滑らかに接合させることを目的とした加工です。
えぐり(ザグリ・Rカット)加工の加工方法
パイプをえぐり加工する方法には、
・プレス加工機
・えぐり加工機
・レーザー加工機
の3種類があります。
えぐり加工機の場合、一度直線にパイプを切断してからえぐる必要があります。
プレス加工機の場合、突き合わせ部に合わせた金型が必要です。量産であれば問題ありませんが、小ロットの場合コストが高くなってしまいます。
一方、レーザー加工機の場合、パイプの切断からえぐり加工まで1工程で加工ができるため、リードタイムの短縮に繋がります。また、金型も不要であるため小・中ロットに適しています。
パイプ・鋼管のえぐり(ザグリ・Rカット)加工事例
農機具のカバー
こちらは、長方形の角パイプにレーザーでえぐり加工をした製品です。
・角度が付いている
・月産5個と小ロット
・パイプの肉厚が9mmと厚め
ということでレーザーで加工することの優位性が高い事例です。
天井部の骨組み部品
こちらは、テントや商業施設、駅の天井部分に使用される骨組み部品です。3本のパイプにそれぞれレーザー加工で切込みを行い、溶接しています。
建設現場の足場部品
こちらは、ある建設業のお客様から建設現場の足場を新規に製作したいというご相談をいただいた事例です。
画像の通り、1本の支柱パイプに3本のパイプが組み合わせるという形状で、パイプ同士の勘合を調整しています。
パイプ・鋼管のえぐり(ザグリ・Rカット)加工なら、パイプ切断・穴あけ 3次元レーザー加工センター.comにお任せください!
こちらの記事では、パイプのえぐり加工についてご紹介いたしました。
当社では、パイプのえぐり加工を主にレーザーにて加工を行い、QCD向上を実現しています。
パイプのえぐり加工加工に関して、お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!