クラッド管(ICSパイプ)の切断・穴あけ加工
クラッド管(ICSパイプ)は、鉄の強度とステンレス外装の美観を兼ね備え、公共施設や店舗什器をはじめ幅広い分野で利用されるパイプです。
しかし、外層が薄いクラッド構造のため、従来の切削加工ではステンレス層の剝離が起こりやすいという課題があります。当社ではレーザー加工により、この問題を解消した高精度な切断・穴あけが可能です。
本記事では、その特徴と加工事例についてご紹介いたします。

クラッド管(ICSパイプ)とは
クラッド管(ICSパイプ)は、鉄パイプの外周に厚さ0.1mmのステンレス帯鋼を均一に密着させて仕上げたパイプです。鉄の強度とステンレス外装の美観を兼ね備えています。
ICSパイプは、石川技研工業株式会社様が製造する独自ブランドで、外観の仕上がりは非常に滑らかで、一般的なメッキパイプとは一線を画す落ち着いた重厚感をまとった光沢が特徴です。
全ステンレス製のパイプと比較すると価格面で優位性が高く、コストを抑えながらもステンレス特有の美しさや耐食性を求める場面で広く採用されています。
クラッド管(ICSパイプ)の用途
クラッド管(ICSパイプ)は、その美観と耐久性により、多くの分野で採用されています。
交通インフラ
車両の内装部品として利用され、棚や手すり、シートまわりのフレームなど、人の手が頻繁に触れる箇所で優れた質感と強度を提供します。
公共施設や商業建築
階段の手すりや案内用の支柱、各種の保護パイプとして採用され、空間の意匠性向上と安全性の両立に貢献しています。
店舗什器
ディスプレイ棚や間仕切り、スタンドなどに用いられ、見た目の美しさを求めるシーンで存在感を発揮します。
家庭用途
物干し竿や収納用ハンガー、階段まわりの手すりなど、日常的に触れる場所で清潔さと強さを両立できます。
産業機器
鋼製家具、電気関連の筐体部品、食品設備、医療機器など、衛生性や耐食性が求められる場面で信頼性の高い素材として使われています。
クラッド管(ICSパイプ)をレーザーで加工するメリット
クラッド管を切断・穴あけ加工する際に課題となるのが、外層のステンレス帯鋼の剝離リスクです。一般的な鋸切断やボール盤による穴あけ加工では、切削抵抗や工具の押し付け圧により外層がめくれ上がり、剝離してしまう可能性があります。
しかしレーザー加工であれば、熱エネルギーによって金属を瞬時に溶融・蒸散させて切断するため、機械的な負荷がほとんど生じません。これにより、クラッド層を傷つけることなくスムーズで高品質な切断・穴あけが可能となり、外観品質を損なわない加工を実現できます。
クラッド管(ICSパイプ)のレーザー切断・穴あけ加工事例
レーザー加工機を用いることで、スムーズな切断・穴あけ加工を実現しました。
クラッド管(ICSパイプ)のレーザー加工なら、パイプ切断・穴あけ加工センター.comにお任せください!
こちらの記事では、クラッド管(ICSパイプ)のレーザー加工についてご紹介いたしました。
クラッド管は、美観・耐久性・コストのバランスに優れ、様々な分野で価値を発揮する素材です。当社では、レーザー加工で、切断・穴あけともに高品質な仕上がりを提供しています。クラッド管の加工でお困りの際は、当社にぜひご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
