レーザーによるH鋼の切断・穴あけ加工
当社では、レーザー加工機によるH鋼の切断・穴あけ加工に対応しています。こちらの記事では、H鋼の切断・穴あけをレーザーで加工するメリットと実際の加工事例について詳しく解説します。
H鋼とは
H形鋼(H鋼)は、断面が「H」の形状をした鋼材で、建築や土木工事の現場で幅広く利用されています。高い断面強度、接合のしやすさ、そして低コストといった特徴があり、建築物の柱や梁、橋梁や船舶の構造材、高速道路の基礎杭など、多様な用途で使用されています。
H鋼の切断・穴あけをレーザーで加工するメリット
H鋼の切断・穴あけは通常、型鋼加工機のユニットワーカーで加工する場合が多いですが、当社ではレーザーで加工しています。レーザーで加工するメリットは主に以下の通りです。
①溶接を簡素化できる
H鋼とH鋼、H鋼とアングル材、H鋼と板材など、H鋼を勘合接合する際、溶接に手間がかかるという課題をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで、レーザー加工機でH鋼の勘合部に切り欠きを入れて、溶接治具を簡素化することができます。建設現場で、ボルト止めで簡単に組立ができるようにすることも可能です。
②楕円穴をあけることが可能
レーザー加工機では、丸穴だけではなく、下図のような楕円穴をあけることが可能です。
*型鋼加工機のユニットワーカーでも、楕円穴に対応できる機種が販売され始めていますが、まだ市場にほとんど浸透しておりません。
③側面を切断することも可能
レーザー加工機で、H鋼の側面を切断することも可能です。
H鋼の切断・穴あけレーザー加工事例
設備架台のベース
こちらは、設備架台のベースとして使用されるH鋼の加工事例です。
ウェブ部分の250×70の切り抜き加工において、型鋼加工機のユニットワーカーでの加工に比べ、レーザー加工機を使用する方が手間が少なく、コスト削減が実現できるとの理由でご注文をいただきました。
H鋼の切断・穴あけレーザー加工のことなら、当社にお任せください!
こちらの記事では、H鋼の切断・穴あけレーザー加工についてご紹介いたしました。
当社では、H鋼の切断・穴あけを主にレーザーにて加工を行い、様々なメリットをご提供しています。
H鋼の切断・穴あけ加工に関して、お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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