パレット台車用部品
| 材質 | STKR |
|---|---|
| 材料形状 | 角パイプ |
| 加工方法 | 三次元レーザー加工(切断・穴あけ加工) |
| 業界 | 輸送機器 |
| サイズ | □50×1100 |
こちらは、工場で使用されるパレット台車用の特注部品を製作した事例です。お客様は専用パーツを運搬する必要があり、既製のパレット台車では対応できないとのことで、当社へご相談いただきました。
ご要望の部品は、約1.1mのパイプに20か所の貫通穴をあけるという仕様でした。ボール盤を使うと、1か所ずつ穴を加工するため、多くの時間と工数がかかります。さらに、この部品は穴加工後に丸棒を挿入する工程があり、穴位置のズレが溶接精度や作業効率に大きく影響します。ボール盤ではどうしても穴位置の精度に限界があり、結果として溶接工程に手間と時間がかかっていました。
そこで当社では、レーザー加工機を活用しました。レーザー加工であれば、20か所の穴加工がわずか1分ほどで完了し、加工時間を大幅に短縮できます。さらに、穴位置精度は±0.2mmまで追い込むことが可能で、溶接工程の負荷を大幅に軽減しました。
結果として、組立工程の効率化と品質向上を同時に実現し、お客様から高い評価をいただいています。
