アングルの壁際 穴あけ加工




材質 | SS400 |
---|---|
材料形状 | アングル |
加工方法 | 三次元レーザー加工(切断・穴あけ加工) |
業界 | 輸送機器 |
あるお客様から「アングルの内側壁面ギリギリに穴をあけたい」とのご相談をいただきました。
一般的にアングル材の内側にはR形状のコーナーがあり、さらに肉厚な部材では工具が干渉しやすく、ボール盤やワーカーを用いた通常の穴あけではどうしても限界があります。そのため、多くの現場ではまず大まかに穴をあけてから、グラインダーで壁際まで削り寄せるという手法が取られています。
しかしこの方法では、手作業による仕上げ工程が増え、加工時間や工数、品質の安定性に課題が残ります。
当社では、こうした課題を解決するためにレーザー加工機を活用しています。アングル材の形状や厚みに応じて加工条件を最適化することで、壁際から+0.2mm程度の距離まで寄せた穴を、一発で高精度にあけることが可能です。これにより、仕上げ工程の削減と安定した品質の確保を実現しています。