パイプ・鋼管のトラス加工
当社では、パイプのトラス加工に対応しています。こちらの記事では、パイプのトラス加工の概要と実際の加工事例について詳しく解説します。
トラス構造とは
トラス構造は、細長い部材を三角形に組み合わせた構造であり、部材同士がピン接合と呼ばれる形式で結合されています。部材の両端がピン接合された三角形により、外部からの力が加わっても曲げモーメントは発生せず、軸力しか生じないため、トラス構造は非常に強固です。そのため、大空間を覆う建築物や長い橋梁などに採用されています。
パイプレーザー加工によるトラス加工
パイプでトラス構造を表現する際、パイプの端面を直線ではなく、えぐるようにRをつけて加工する必要があります。この加工は「えぐり加工」と呼ばれています。
当社ではパイプ加工をレーザーで行っています。えぐり加工をレーザーですることで、パイプの切断からえぐり加工まで1工程で加工することができ、えぐり加工機と比較し、リードタイムの短縮、コストダウンを実現できます。また、プレス加工のように、金型も必要ないため、小ロットにも適しています。
パイプ・鋼管のトラス加工事例
建設現場の足場部品
こちらは、ある建設業のお客様から建設現場の足場を新規に製作したいというご相談をいただいた事例です。
画像の通り、1本の支柱パイプに3本のパイプが組み合わせるという形状で、パイプ同士の勘合を調整する必要がありました。そのため、ホールソーで削るとなると、調整に時間がかかってしまいます。
そこで、簡単にプログラミングができ、数十秒で製作ができるレーザーで加工を行いました。
パイプ・鋼管のトラス加工なら、パイプ切断・穴あけ 3次元レーザー加工センター.comにお任せください!
こちらの記事では、パイプのトラス加工についてご紹介いたしました。
当社では、パイプのトラス加工を主にレーザーにて加工を行い、QCD向上を実現しています。
パイプのトラス加工に関して、お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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