店舗什器 部品

従来、什器に使用されるパイプを製作する際、プレス加工で行っていました。しかし、製品長変更やプレス加工による打抜穴変更を行う際、プレス金型の製作や改造が必要なため、費用がかかり、またリードタイムも増加していました。

そこで、プレスからレーザー加工に工法転換しました。プレス加工の場合、金型の製作・変更に約1か月かかっていましたが、レーザー加工であれば、製品⻑や穴の位置や形状の変更も約3日間でデータの修正が可能です。

プレス加工の場合、金型を1度作れば、同様の形状の加工を何度も簡単に行うことができるため、大ロット（量産品）に適しています。しかし、金型の製作や変更には通常、1か月以上かかり、また初期費用としての金型費が必要なため、試作・小ロット～中ロットの場合、コストアップに繋がります。

一方、レーザー加工の場合、金型製作が不要のため、1個～の試作・小ロット～中ロットにおいてリードタイムの短縮とコストダウンを実現できます。設計変更にも容易に対応可能です。